発売機種 | 発売日 | 発売元 | 価格 |
業務用(MVS) | 1993年9月16日発売 | SNK | 58000円 |
+移植作一覧。 |
サウスタウンの支配者として、裏の世界を知る誰もが恐れる男、ギース・ハワード。
確固たる実力に裏付けされた、その自信をゆるがすことは誰にもできなかった。ギースと同門であり、ストリートチャンプにまでのぼりつめた男、ジェフ・ボガードですらギースにその命を奪われた。
しかし数年後、3人の男たちが、そのギースの野望を見事阻止することに成功した。亡きジェフ・ボガードの養子、テリー・ボガード、アンディ・ボガード、そしてムエタイのチャンプであるジョー・ヒガシである。
ギースは彼らとの闘いに敗れ、死んだものと思われていた。しかし、時が流れたある日、世界に驚くべき情報が流れた。
―ギースは生きている―と。
ギース亡きあと、暗黒街を牛耳っていたのはギースの異母兄弟、ヴォルフガング・クラウザーであった。復活したギースは、自らの座を奪ったクラウザー、そしてボガード兄弟に復讐の炎を燃やす。
テリー、そしてアンディの元にもギース生存の情報は届いた。
「待っていろ、ギースっ!」
ここに今、新たな伝説がはじまろうとしていた。
「餓狼伝説」シリーズの三作目で、恐らくネオジオ史上、初めての「オールスターゲーム」。
一連のネオジオタイトルの中でも最大級のヒットを飛ばしたので、このサイトを見ている方ならたぶん知らない人は居ないでしょう。ゲーセンのみならず、デパートや駄菓子屋でもこのゲームの筐体を普通に見ることが出来ました。
登場キャラクターは、テリー・ボガード、アンディ・ボガード 、ジョー・ヒガシ、ビッグ・ベア、チン・シンザン、不知火舞、キム・カッファン、山田十平衛、ダック・キング、タン・フー・ルー、ビリー・カーン、アクセル・ホーク、ローレンス・ブラッド、ギース・ハワード、ヴォルフガング・クラウザー、リョウ・サカザキ。
ユリの登場場面は、隠しキャラだったリョウ・サカザキの高知ステージ。龍虎キャラが背景で総出演のこのステージの右側で、衝立に隠れて兄の様子を心配そうに伺っています。
なお、この高知ステージのユリ・サカザキには実は非常に分かりにくい小ネタあり、
アーケード版&ネオジオ版だと「龍虎の拳1」のユリなのですが、
発売が「龍虎の拳2」の登場後だったゲームギア版では背景のユリも「龍虎の拳2」仕様の衣装になっています。
しかし、ものすごい移植数ですね。当時の人気の程がよく解ります。
なお、本作にゲストキャラクターが登場することが決まった時点で最初に候補に挙がったのは「ワールドヒーローズ」のハンゾウでした。
その後、ジャッキー・チェンや当時のSNK社社長が候補になったことも。
本作のリョウをデザインしたのは、「龍虎の拳1」でリョウを担当したデザイナーです。
2015年にはスマートフォン向けアプリ版が「Google Play 2015年ベストゲーム」を受賞しています。