CAPCOM vs.SNK MILLENNIUM FIGHT 2000

発売機種発売日発売元価格
業務用(NAOMI GD-ROM)2000年8月稼動開始CAPCOM?円
ドリームキャスト2000年9月6日発売CAPCOM5800円

ユリ・サカザキ ストーリー

 幼い頃からリョウと苦楽を共にしてきた妹。
 かつて人質に捕らわれたことで自分の無力さを痛感し、一念発起して父・タクマから極限流空手を学ぶ。わずか一年で奥義を習得するほどの才能と、既存の技を自分なりにアレンジして使いこなす器用さを併せ持つ。
 その素顔は明るくおてんばな女の子で、年齢に不相応な幼さをのぞかせることもしばしば。

システム

レシオ制度

 全キャラクターにはあらかじめ「レシオ」という「1」〜「4」の数値が割り振られており、この合計値が「4」になるようにチームを組まなければならない。この数値の変更はできない。
 レシオの数値はキャラの強さの基準であり、レシオ1は体力・攻撃力が低い代わりに多人数でチームが組める(レシオ1×4人も可能)。レシオ4は強大な攻撃・防御を兼ね備える代わりにチームが組めない。
 隠しボスがレシオ4、ギースなどのボス格は総じてレシオ3、リュウ・京などの各作品の主人公格はレシオ2、ユリのような幼さの残るキャラはレシオ1、という感じで割り振られていた。なお、ユリ・キングはレシオ1、リョウ・舞はレシオ2で固定。

グルーヴの選択

 キャラクター選択と同時に、二つの戦闘スタイルのうち、いずれかを選択する。

CAPCOMグルーヴ

スーパーコンボレベルゲージを採用。これは様々な行動でたまり、一定量溜まるとスーパーコンボが使用できる(ゲージ量によってレベル1〜3となり攻撃力が上がる)。スーパーコンボを使用する際にボタンの種類でレベルを指定可能(弱でLv1、強でLv2、弱強同時押しでLv3)。「ストリートファイターZERO3」のZ-ISMに近い。

SNKグルーヴ

エキストラゲージを採用。攻撃やダメージではたまらず「ゲージ貯め」でのみためることができる。MAX状態になると、一定時間攻撃力がアップすると共に、ゲージを全て消費して超必殺技を発動できる。また、体力が一定以下になると常時超必殺技が使えるようになり、体力が一定以下かつエキストラゲージがMAX状態だとMAX超必殺技を使用できる。「THE KING OF FIGHTERS'98」のEXTRAモードに近い。

 CAPCOMキャラがSNKグルーヴを選ぶこともできるし、逆もまた可能。

シークレットファクター

 本作には隠しカラー、隠しキャラクター、CPU乱入フラグなど、70以上の隠し要素がある。多くはアーケードモードをクリアするかポイントを消費して解放できるが、条件がことなるものもある。

コラム

 さぁ、出ました。カプコンとSNK、二大2D格闘メーカーの夢の共演です。
 レシオによるキャラの強さの強制、カプコン風のSNK風のシステムを使い分ける二つの「グルーブ」、エキストラという裏キャラなど、意欲的なシステムを多く搭載し、夢の共演に花を添えました。登場キャラクターは28名。
 夢のようなキャラクターが競演する上、多くの隠しファクター、当時はまだ珍しかったカラーエディット(家庭用のみ)などでファンを狂喜させました。キャラクターには「表キャラ」にあたるノーマル、「裏キャラ」にあたるエキストラの2パターンが用意され、それぞれ必殺技が違うなど別の調整をされています(ノーマルユリは「KOF'96」に近く、EXユリは「龍虎の拳2」に近い)。
(ただし、リュウと八神庵のみ、EXキャラがレシオ4のボスキャラ(殺意リュウ、暴走庵)として区分けされており、使用条件を満たさないと出現しません)。
 なお本作はSNKの格闘ゲームの基本システムを踏襲しており、8方向レバー×1+4ボタンで操作します。

 アーケード版は「NAOMI基盤」を使用しており、ドリームキャスト版とビジュアルメモリを介して連動させることができました(VSポイントの獲得、カラーエディットで作ったキャラをアーケード版で使える、など)。
 またドリームキャスト版はネオジオ・ポケットの「頂上決戦最強ファイターズ」と連動し、隠し要素を出現させるために必要な「VS(バーサス)」を送信できたりもしました。

 2001年にはバランスを再調整した「CAPCOM VS. SNK PRO」がアーケード、ドリームキャスト、プレイステーションで発売されています。

 このシリーズで描かれたカプコン流のユリ、SNK版とはまた違う魅力でいっぱいです。ボイスや勝利セリフなども、幼さの残る「KOF」シリーズから、更に「やんちゃ」という面がちょっとクローズアップされており、文字通り「天真爛漫に暴れまわる」という表現がぴったりでした。
 全キャラクター中でもトップクラスのマイペースっぷりで、ベガだろうがルガールだろうが、誰彼かまわず魔空空間に引きずりこんでいます(ただ、スキンヘッドのキャラだけは苦手なようです)。
 個人的見解ですが、「健康的な色気」という面では、このシリーズがNO.1かと。家庭用のカラーセレクトでスパッツを肌色にした人、素直に手を上げなさい(^^;)。

 ……そういえば、E.本田などの横幅があるキャラ限定ですが、「(画面はし)立ち弱P×2⇒弱空牙」が永久パターンで入りました。ダメージは微々たる物なので、気絶気絶で死ぬまで持っていくのにめちゃくちゃ根気要りますけど。

必殺技コマンド

ノーマル・ユリ

特殊技コマンド
燕翼 + 弱K
必殺技コマンド
虎煌拳 + P
雷煌拳 + K
空牙
(ユリちょうアッパー)
+ P
裏空牙
(ダブルユリちょうアッパー)
(強・空牙中に) + P
百烈びんた + K
超必殺技コマンド
覇王翔吼拳 + P
飛燕烈孔 + P

エキストラ・ユリ

特殊技コマンド
燕翼 + 弱K
必殺技コマンド
虎煌拳 + P
雷煌拳 + K
砕破 + P
百烈びんた + P
超必殺技コマンド
覇王翔吼拳 + P
飛燕鳳凰脚 + K

勝利メッセージ(ランダム)

「気持ちよく勝てて、ちょー調子いいっチ!
「もーほんと、極限流ってすっごいんだから!
「今日から極限流は、ミレニアム極限流に大進化ッチ!!
「ユリちゃんパワー、さくれーつ!!
「なんたってあたしは極限流師範! 強いのは当たり前っチ!
「この大会の優勝は、とーぜんあたしがもらうっチ!
「挑戦者ぼしゅー中! 以上、ユリからのお知らせ!
「強すぎて自分が恐ろしいっチ! このままじゃ世界を牛耳っちゃうかも!

勝利メッセージ(味方&敵キャラクター別)

リュウ
ユリが勝利(チーム時)パートナーが勝利(チーム時)
ユリ 「ユリちゃんの最強伝説はまだまだ続くのだ!」
リュウ 「まあ、ともかく応援はする。頑張れ!」
リュウ 「俺達は最強のチームだ……と思う」
ユリ 「『思う』ってなに!? あたし見て言った!?」
ユリが勝利(対戦時)
ユリ 「なーんだ……これなら、リョウお兄ちゃんの方が強いッチ!」
相手が勝利(対戦時)
リュウ 「明るく学ぶ武術もいいものだ。君は強くなれるよ」
ケン・マスターズ
ユリが勝利(チーム時)パートナーが勝利(チーム時)
ユリ 「あたしの『ちょーあっぱー』強いでしょ?」
ケン 「技はいいが…名前がね…」
ケン 「どうだい! これが元祖昇龍拳だぜ!」
ユリ 「別にマネしたからって怒ってないッチよ」
ユリが勝利(対戦時)
ユリ 「燃えてるっスねー! すぐ燃え尽きちゃいま したけど!」
相手が勝利(対戦時)
ケン 「俺に挑戦するなんて、最近のファンは過激だな!」
春麗
ユリが勝利(チーム時)パートナーが勝利(チーム時)
ユリ 「この調子でかるーくゆーしょー!」
春麗 「どこから来てるのよ、その余裕は…」
春麗 「ちょっと疲れたわ。次変わってくれる?」
ユリ 「OK!(やっぱ息あがるの早いッチね!)」
ユリが勝利(対戦時)
ユリ 「鍛えすぎたら、そーなっちゃうんだ…。気をつけよーっと!」
相手が勝利(対戦時)
春麗 「あたしもあなたみたいな頃が……って、なに言わせるのよ!」
ガイル
ユリが勝利(チーム時)パートナーが勝利(チーム時)
ユリ 「採点よろしく! ガイル少佐どの!」
ガイル 「及第点だ。少なくとも足手まといじゃない」
ガイル 「いいか、俺の足を引っ張るな」
ユリ 「なによ! 威張っちゃってさ!」
ユリが勝利(対戦時)
ユリ 「ちょっと! その残念そうな、それでいて意外そうな複雑な顔はなによっ!」
相手が勝利(対戦時)
ガイル 「踏んできた場数が違う。子供の習い事に屈する道理が無い」
ザンギエフ
ユリが勝利(チーム時)パートナーが勝利(チーム時)
ユリ 「どんなもんですか、ゴンザレスさん」
ザンギエフ 「ウガア! 人の名前を間違うな!!」
ザンギエフ 「たしか……『2日前に来い』だったか?」
ユリ 「それを言うなら『おとといきやがれ』ッチ!」
ユリが勝利(対戦時)
ユリ 「そーそそそそのむむ胸毛、見ちゃイケナイと思いつつつつつい眼が! ぞわわわ!」
相手が勝利(対戦時)
ザンギエフ 「ガッハッハッハッ! おまえのは、攻撃ではなくマッサージだ!」
ダルシム
ユリが勝利(チーム時)パートナーが勝利(チーム時)
ユリ 「眩しく勝利が光ってますね! ピカッと!」
ダルシム 「…おぬし、何が言いたい?」
ダルシム 「ヨーガヨガヨガヨガヨガ、ヨーガ……」
ユリ 「嫌ー!! 妙チキリンな踊り見せないで!!」
ユリが勝利(対戦時)
ユリ 「今まで、インドを誤解してました…でも…知らないほうがよかったかもっ!」
相手が勝利(対戦時)
ダルシム 「おぬし、少々私を怖れすぎでは?」
エドモンド本田
ユリが勝利(チーム時)パートナーが勝利(チーム時)
ユリ 「はい! おっしまい!」
E.本田 「うむ、いい塩梅じゃった! 良い良い!」
E.本田 「1発ドーンと花火打ち上げるかのう!」
ユリ 「あ、ユリもやりたーい! ネズミ花火とか!」
ユリが勝利(対戦時)
ユリ 「あんまり低く構えないでよ、当たんないよ! 『前屈みクン』って呼ぶぞ!」
相手が勝利(対戦時)
E.本田 「あんさんのその元気、張り出し横綱級でごわしたぞ!」
ブランカ
ユリが勝利(チーム時)パートナーが勝利(チーム時)
ユリ 「はーいジミーちゃん、元気にやってる?」
ブランカ 「な、なんでぞのナマエをじっでる!?」
ブランカ 「オレのうごぎは、めにどまらない!」
ユリ 「さすが! 伊達にヘンな色してないッチね!」
ユリが勝利(対戦時)
ユリ 「あたし静電気にがてなの。当然あんたを好きになれないわ!」
相手が勝利(対戦時)
ブランカ 「オレをどうぶづあづがいずるな! ぐっぢまうぞ!
M.バイソン
ユリが勝利(チーム時)パートナーが勝利(チーム時)
ユリ 「あたしのパンチもたいしたもんでしょ?」
バイソン 「何ならオレと試し撃ちするか、お嬢ちゃん!」
バイソン 「グヘへへ! オレの拳が真っ赤に染まるぜ!」
ユリ 「そのグローブ……ちゃんと洗ってよね!」
ユリが勝利(対戦時)
ユリ 「同じパンチばっかりで飽きちゃったよ。フェイント混ぜるとか工夫したら?」
相手が勝利(対戦時)
バイソン 「小うるせぇガキが紛れ込んでるぞ! 誰かつまみ出せ!」
バルログ
ユリが勝利(チーム時)パートナーが勝利(チーム時)
ユリ 「その、うしろからジーっと見るのやめて!」
バルログ 「お前など見ていない。自惚れるな」
バルログ 「奇跡に頼っても、私の勝利は揺るがない!」
ユリ 「うわ……恐ろしいまでの自信! 恐いッチ!」
ユリが勝利(対戦時)
ユリ 「その爪とかお面とか、どう考えてもヒキョーでしょ? 恥ずかしいと思わない?」
相手が勝利(対戦時)
バルログ 「狩りの時間は終わりだ。大した獲物ではなかったな」
サガット
ユリが勝利(チーム時)パートナーが勝利(チーム時)
ユリ 「帝王&お姫様でロイヤルタッグだ!」
サガット 「お姫様? ………」
サガット 「貴様ら小娘どもには任せておけぬ」
ユリ 「言ったな! このハ……ハ、ハッスルおやじ!」
ユリが勝利(対戦時)
ユリ 「もーなんでコッチの人ってスキンヘッドなオジサンが多いのぉ!?」
相手が勝利(対戦時)
サガット 「半端にかじった技が、お前を死に導く!」
ベガ
ユリが勝利(チーム時)パートナーが勝利(チーム時)
ユリ 「まだ能力の1%も使ってないッチよ!」
ベガ 「もうよい。お前の能力はだいたい把握した」
ベガ 「(この娘、潜在能力は高いはずだが……)」
ユリ 「イェイ♪ ぶいぶい!! V(^ ^)V」
ユリが勝利(対戦時)
ユリ 「あたしもお兄ちゃんも、あんたなんかに何も協力しないッチよ!!」
相手が勝利(対戦時)
ベガ 「この瞬間から憶えただろう。真の恐怖という感情をな!」
春日野さくら
ユリが勝利(チーム時)パートナーが勝利(チーム時)
ユリ 「ほほほほ、世界で一番強いのはだーれ?」
さくら 「それはユリ様で…って、なに言わせるの!?」
さくら 「無敵のコンビ誕生! ってとこかな?」
ユリ 「ユリとサクラで美貌も満開ッチね!」
ユリが勝利(対戦時)
ユリ 「今度はキング・オブ・ファイターズで一緒に戦えたらいいね!」
相手が勝利(対戦時)
さくら 「すっごく楽しかったよ! もちろん、次も負けないからね!」
備考
登場シーンが専用演出になる。
ユリ「おっす!」
さくら「こちらこそ、よろしくおねがいします!」
(ユリの「おっす!」はヴァンパイアのフェリシアのパロディ)
キャミィ・ホワイト
ユリが勝利(チーム時)パートナーが勝利(チーム時)
ユリ 「一緒に頑張って優勝しようねっ!」
キャミィ 「戦闘は1対1。一緒に戦うのは不可能だ」
キャミィ 「残留乳酸代謝率、微量減少。警戒を要する」
ユリ 「な、何しゃべってるか解らないッチ!」
ユリが勝利(対戦時)
ユリ 「あなた…友達いない? もしかして」
相手が勝利(対戦時)
キャミィ 「挑発ならやめておいたほうがいい。こちらの攻撃のチャンスが増えるだけだ」
殺意の波動に目覚めたリュウ
ユリが勝利(チーム時)パートナーが勝利(チーム時)
なしなし
ユリが勝利(対戦時)
ユリ 「一応聞くけど…メチャメチャ怒ってる?」
相手が勝利(対戦時)
※ランダム勝利メッセージのみ。
モリガン・アーンスランド
ユリが勝利(チーム時)パートナーが勝利(チーム時)
ユリ 「あたしたちセクシーボンバーズ、いぇーい!」
モリガン 「……あなた、セクシーの意味わかってる?」
モリガン 「……? なにジロジロ見てんの?」
ユリ 「そのコスプレ、よく出来てるッチね!」
ユリが勝利(対戦時)
ユリ 「さよなら、オバサン! また遊んであげるッチ!」
相手が勝利(対戦時)
モリガン 「あら……逃げ出すことないじゃない。魔界までつきあってくれるんでしょ?」
豪鬼
ユリが勝利(チーム時)パートナーが勝利(チーム時)
ユリ 「豪鬼さんが何か言いたいって! さ、どぞ!」
豪鬼 「……………………言う事など無し!」
※豪鬼にはチーム勝利メッセージはありません
ユリが勝利(対戦時)
ユリ 「わっ恐っ! 倒れてもまだニラんでるよぅ!」
相手が勝利(対戦時)
豪鬼 「フン……遊戯にもならんわ、小娘!」
草薙京
ユリが勝利(チーム時)パートナーが勝利(チーム時)
ユリ 「とても言えないわ! ちょー激弱なんて!」
 「この女……いい性格してるぜ」
 「へっ! 余裕だぜ!」
ユリ 「違ーう! 親指立てて『よゆうッチ!!』」
ユリが勝利(対戦時)
ユリ 「素直に『ユリちゃん強い』って言ってよ! もう…照れちゃって!」
相手が勝利(対戦時)
 「なんだよ……せっかくとっておきを温存しておいたのに、使う必要なしかよ!」
八神庵
ユリが勝利(チーム時)パートナーが勝利(チーム時)
ユリ 「ユリの勝ち! 見た? 見た? ねぇ見たぁ!?」
 「………黙れ……!」
 「フン、火だるまになった気持ちはどうだ?」
ユリ 「あたしも1回やられたけど、熱いでしょ!?」
ユリが勝利(対戦時)
ユリ 「いつまでもウジウジしてるから、みんなに嫌われるんだよ!」
相手が勝利(対戦時)
 「最初にそののどを潰す! その甲高い声が耳障りだ!」
テリー・ボガード
ユリが勝利(チーム時)パートナーが勝利(チーム時)
ユリ 「テリーさんにまかせっきりじゃないモン!」
テリー 「OK! 存分に暴れな!」
テリー 「俺の通り名、よかったら覚えておいてくれ!」
ユリ 「驚かないでよ! 『腹ぺこオオカミ』だッチ!」
ユリが勝利(対戦時)
ユリ 「まだ子供の遊びだ、なんて言う? 負けたテリーさんの立場じゃ言えないよね!」
相手が勝利(対戦時)
テリー 「楽しく格闘演舞もいいが、今大会では痺れる緊張感を求めてるんでね!」
リョウ・サカザキ
ユリが勝利(チーム時)パートナーが勝利(チーム時)
ユリ 「これが極限流、正統継承者の強さッチ!」
リョウ 「おい、いつから継いだんだ!!」
リョウ 「極限流は簡単には真似できんぞ!」
ユリ 「お兄ちゃん、その言い方じゃ弟子こないよ!」
ユリが勝利(対戦時)
ユリ 「どう、少しは見直した? これでも修行は毎日やってるんだから!」
相手が勝利(対戦時)
リョウ 「まったく、お前ってやつは……。親父にどやされる前に家に帰るんだ!」
備考
登場シーンが専用のものになる。
ユリ「お兄ちゃん、勝負ッチ!」
リョウ「(困ったように顔を手で覆う)」
不知火舞
ユリが勝利(チーム時)パートナーが勝利(チーム時)
ユリ 「ね、ね! あたし達ってひょっとして強い?」
 「ひょっとしなくても最強よ!」
 「私がいればこのチームは安泰! でしょ?」
ユリ 「さすが舞さん、頼れる美人っ!」
ユリが勝利(対戦時)
ユリ 「舞さん! 結構長く付き合ってるんだから、あたしの実力わかるでしょ!」
相手が勝利(対戦時)
 「どーしたの、ユリちゃん。もっと頑張んなきゃ!」
キム・カッファン
ユリが勝利(チーム時)パートナーが勝利(チーム時)
ユリ 「どーだ! これがあたし流の正義だッチ!」
キム 「……いけませんね! 自分勝手な解釈は!」
キム 「ほら、言ってあげたまえ! 決めゼリフを!」
ユリ 「あーはいはい、『正義は勝つ』でしょ?」
ユリが勝利(対戦時)
ユリ 「親切心も行き過ぎると迷惑なの! キムさん、気をつけてよね!」
相手が勝利(対戦時)
キム 「お兄さんに負けないよう、頑張るんだぞ!」
ギース・ハワード
ユリが勝利(チーム時)パートナーが勝利(チーム時)
ユリ 「ウフフ、降参? なんでも言うこと聞くぅ?」
ギース 「遊びのつもりなら帰れ。邪魔だ」
ギース 「不快な……こんなデクどもしかおらんのか!」
ユリ 「このオジサン怒らすとコワイぞー!」
ユリが勝利(対戦時)
ユリ 「もう、まぐれ勝ちって言わせないゾ!」
相手が勝利(対戦時)
ギース 「死の覚悟も無い者に、一瞬でも勝機が見えると思ったか!」
山崎竜二
ユリが勝利(チーム時)パートナーが勝利(チーム時)
ユリ 「あーノド乾いた。山崎さん、ジュース買って!」
山崎 「……何でオレがテメエのパシリなんだ!?」
山崎 「腹減ったな。おい、メシ買ってこいや!」
ユリ 「あたしの分おごってくれたらね。オヤツも!」
ユリが勝利(対戦時)
ユリ 「たぶんその悪人顔がよくないんだわ。人懐っこい笑顔から練習しなさい!」
相手が勝利(対戦時)
リョウ 「人生ッてなァキビシーんだよ。詫びいれろ。土下座と靴舐めで許してやる!」
備考
ユリが相手のときのみ、山崎の勝利ボイスが「親は関係ねえだろ、親は!」というものに変化する。
ライデン
ユリが勝利(チーム時)パートナーが勝利(チーム時)
ユリ 「わー誰か! ユリの暴走止めてーっ!」
ライデン 「……止めないから突っ走れ、好きなだけ」
ライデン 「おまえなんざよりコアラの方がまだ強ぇや」
ユリ 「やーい、コアラコアラ!」
ユリが勝利(対戦時)
ユリ 「そんな覆面とっちゃえ! きっとアンラッキーアイテムだよ!」
相手が勝利(対戦時)
ライデン 「こういうのが一番危ないんだ。まったく予想がつかねえからな」
ルガール・バーンシュタイン
ユリが勝利(チーム時)パートナーが勝利(チーム時)
ユリ 「ユリちゃん最強! ね、クロちゃん!」
ルガール 「私のロデムを勝手な名で呼ぶな!」
ルガール 「手の内すべて見せたわけではない」
ユリ 「えっへん! あたしが最終兵器でいっす!」
ユリが勝利(対戦時)
ユリ 「知ってても、使いこなせなきゃ技の意味が無いってこと! わかった?!」
相手が勝利(対戦時)
ルガール 「小娘は家で大人しくしておけ。闘いと遊戯の差もわからぬうちはな!」
バイス
ユリが勝利(チーム時)パートナーが勝利(チーム時)
ユリ 「もー大舟に乗ったつもりでいるッチ!」
バイス 「……なーんか泥舟って気がしてきたよ」
バイス 「ちょいと顔がハレちまったね。いい具合さ!」
ユリ 「わ……なんかスゴイ事になってるッチ!」
ユリが勝利(対戦時)
ユリ 「もー怒った! 今度ヒドイことしたら、コテンパンのケチョンケチョンだよ!」
相手が勝利(対戦時)
バイス 「こめかみに響くんだよ、お前の叫び声は! そのままブッ倒れときな!」
二階堂紅丸
ユリが勝利(チーム時)パートナーが勝利(チーム時)
ユリ 「ごめんなさい紅丸さん。交際はNGなの」
紅丸 「まだ何も言ってないだろ!?」
紅丸 「俺に触れると感電するぜ……ベイビー!」
ユリ 「イヤんカッコいーっ!!(おだてとこ……)」
ユリが勝利(対戦時)
ユリ 「『シビれさせるぜ』って、本当に感電させちゃってどーすんの! ぶぅ!」
相手が勝利(対戦時)
紅丸 「惚れ直したんだろ? 照れなくても解ってるよ!」
ユリ・サカザキ(同キャラ)
ユリが勝利(チーム時)パートナーが勝利(チーム時)
ユリ 「どっちが極限流の看板ムスメなの?」
ユリ 「2枚看板ってことでいーんじゃない?」
※同左
ユリが勝利(対戦時)
ユリ 「みなさーん、ホンモノのユリちゃんは私ですよー!!」
相手が勝利(対戦時)
※同上
キング
ユリが勝利(チーム時)パートナーが勝利(チーム時)
ユリ 「ほめていーよキングさん! ほらほら!」
キング 「はいはい、えらいえらい……」
キング 「帰りな! 遊びじゃないんだ!」
ユリ 「キャーッ! もうキングさんったら渋ーい!!」
ユリが勝利(対戦時)
ユリ 「どーしたのキングさん! もっとガンバんなきゃダメじゃない!!」
相手が勝利(対戦時)
キング 「あんたもこりないね。いつも楽しそうなのはいいけどさ」
ツキヨノヨルオロチノチニクルフイオリ
ユリが勝利(チーム時)パートナーが勝利(チーム時)
無し無し
ユリが勝利(対戦時)
ユリ 「あーまだ心臓がバクバクしてる……。もうあんなのと戦いたくないー!」
相手が勝利(対戦時)
※ランダム勝利メッセージのみ。
ナコルル
ユリが勝利(チーム時)パートナーが勝利(チーム時)
ユリ 「ねーナコナコ、いまの技どーだった?」
ナコルル 「? ナコナコって……私のことですか!?」
ナコルル 「大自然の……」
ユリ 「ユリ・ちょーお仕置きスペシャ〜ル!!」
ユリが勝利(対戦時)
ユリ 「刃物はぜったい危ないって! ついでに言うと、その鷹も!」
相手が勝利(対戦時)
ナコルル 「フウ……。私には、余裕なんて、とても……」

エンディング@(ベガ)

ベガ「……正直、感心しているぞ。予想をはるかに越える戦闘力だった。これだから格闘家への興味は尽きない。強くあろうとする心が生む未知なるパワー!」
ベガ「今日のところは幕引きといこう。だが次は……。貴様らに隠された力の全て! 我がサイコパワーに取り込んでくれる! ハッハッハッハ……!!」
.ニュースコンボ7
キャスター「こんばんわ、ニュースコンボ7の時間です」
キャスター「本日、セントラルドームにおいて、格闘技の祭典『ミレニアムファイト』第一回大会の決勝戦が行われました。優勝はタッグチームとして参戦したジョー・ヒガシ選手とダン・ヒビキ選手」
キャスター「両選手は喜びの表情を満面に浮かべ、早くも二連覇に向けての抱負を語りました」
キャスター「続いて地震のニュースです。さきほど午後7時2分頃、各地で群発地震が相次いで発生した模様です。
この影響で、太平洋沖○○島の休火山×××山が噴火活動を再開しました。火山口付近では震度6を記録し、周辺海域に避難勧告が発令されました。今後も充分な警戒が必要となるでしょう。
この地震及び噴火による死傷者は現在確認されておりません。新情報が入りましたらお知らせします。続いて天気予報です……」

エンディングA(ギース)

ギース「ふっ……! とんだ茶番を晒したな。このギースをひざまづかせ、あまつさえ止めも刺さぬとは。格闘家の礼儀だとでも言うのか? 有難いことだな……」
ギース「だが!!」
ギース「ハーッハッハッハッハッ!! 私は決して情けなど受けぬ!」
ギース「もう一度貴様らに会う時……その時こそ……ハッハッハッハッハッ……」
.ニュースコンボ7
キャスター「こんばんわ、ニュースコンボ7の時間です」
キャスター「本日、セントラルドームにおいて、格闘技の祭典『ミレニアムファイト』第一回大会の決勝戦が行われました。優勝はタッグチームとして参戦したジョー・ヒガシ選手とダン・ヒビキ選手」
キャスター「両選手は喜びの表情を満面に浮かべ、早くも二連覇に向けての抱負を語りました」
キャスター「続いて爆発事故のニュースです。先ほど午後9時5分過ぎ、○○市××区の高層ビル『ギースタワー』の最上階付近で謎の爆発が発生しました。
ビル内に人影はなく、現在死傷者は確認されておりません。また、ビルオーナーのギース氏の行方が昨晩から不明になっており、警察では事故との関連について調べています。
このニュースについては新しい情報が入り次第追ってお知らせいたします。続いて天気予報です……」

エンディングB(豪鬼)

豪鬼「フ……フフ……うぬこそ我が滅殺の拳……!」
豪鬼「存分に奮うに相応しい……。さあ、共にゆこうぞ……黄泉の死合い場にッ!!」