THE KING OF FIGHTERS '98 DREAM MATCH NEVER ENDS

発売機種発売日発売元価格
業務用(MVS)1998年7月28日発売SNK148000円
家庭用

メイン・ストーリー

 本作は「お祭り編」ということで、ストーリーはありません。
「実際には開催されなかった、夢のKOF」という位置づけのようです。

システム

共通……小・中・大ジャンプ、援護攻撃、ダウン回避、挑発。
ADVANCEDモード……パワーMAX攻撃、投げ抜け、緊急回避(前転・後転)、ガードキャンセル緊急回避(前転・後転)、ガードキャンセルふっ飛ばし攻撃。
EXTRAモード……パワー溜め、攻撃避け(→カウンター攻撃)、ガードキャンセルふっ飛ばし攻撃。

注目選手インタビュー

リョウ・サカザキ /  ロバート・ガルシア /  ユリ・サカザキ /  神楽ちづる /  不知火舞 /  キング /  タクマ・サカザキ /  麻宮アテナ /  八神庵 /  ルガール・バーンシュタイン

コラム


 前作でオロチ編のストーリーが一応の終息をみて、改めて「オールスター」という原点に帰った意欲作。数あるKOFシリーズの中でも、群を抜くキャラクター数と、奇跡的なゲーム・バランスで、今でもシリーズ最高傑作にあげる人が多い名作です。
 システムは「エキストラ」「アドヴァンス」の2モードがありますが、基本的に前作を調整した程度で、大きな変更はありません。
 肝心のユリはというと、今回は表裏二つのバージョンがあり、表は基本的に「KOF'97」仕様、裏は「龍虎の拳2(というか、KOF'95)」仕様となっております。表は百烈びんたがなくなった代わりに燕翼の中段判定が復活、裏は相手のガードを崩す手段を多く持ち、どちらもガンガン責められる気持ちいいキャラになっています。

 本作のプレイステーション版には、オリジナルのアニメーション・オープニングムービーがありますが、これがかなりいい出来。後の「KOF'94 RE-BOUT」よりも良く出来てるんじゃないでしょうか。京と庵の闘いを中心に、全キャラが登場します。
 余談ですが、そのプレイステーション版、パッケージが目を開いた草薙京のバストアップなのですが、確率的に1%の割合でその京が目を閉じているバージョンがあります。将来、値打ちがでる…かも?

必殺技コマンド(ノーマル)

特殊技コマンド
燕翼 + B
必殺技コマンド
虎煌拳 + A or C
雷煌拳 + B or D
空牙
(ユリちょうアッパー)
+ A or C
裏空牙
(ダブルユリちょうアッパー)
(強・空牙中に) + A or C
飛燕疾風拳
(ユリちょうナックル)
+ A or C
飛燕旋風脚
(ユリちょう回し蹴り)
+ B or D
超必殺技コマンド
覇王翔吼拳 + A or C
飛燕鳳凰脚 + B or D
飛燕烈孔 + A or C

必殺技コマンド(裏)

特殊技コマンド
燕翼 + B
必殺技コマンド
虎煌拳 + A or C
雷煌拳 + B or D
百烈びんた + B or D
砕破 + A or C
超必殺技コマンド
覇王翔吼拳 + A or C
飛燕鳳凰脚 + B or D
滅鬼斬空牙 + A or C

勝利メッセージ

女性格闘家チーム「チームワークは抜群ね! 女性チームとは何度戦っても勉強になるわ!」
エディットチーム「勝負は勝負! 負けたからってスネちゃダメよ!」
「リラックス、リラックス! そんなに肩に力入れてたら、そりゃ負けちゃうわよね」
「極限流は私がつぐわ! お兄ちゃん達には負けないッチよ!」
「私を知らないなんて、無知にもほどがあるわよ! もー全く勉強不足だぞ!!」

敗戦メッセージ

ケンスウ「なんや? 景気だけやのうて、強さもボチボチってとこかいな」
キング「どうした? 龍も虎も眠ってるのかい? まったく拍子抜けだよ」
タクマ「極限流と大木は俄かにはできぬ。努力せい」
オメガ・ルガール「揃いも揃って愉快な芸だな。その極限流とやら、ヴァルハラでも披露するがいい!」

エンディング

註※本作のエンディングは、チーム毎に一枚絵が出るだけで、メッセージ等はありません。その代わり、多数の特殊な組み合わせによるエンディングが用意されています。
(※全てのエンディングは「THE KING OF FIGHTERS '98 ULTIMATE MATCH」のページを参照してください)

ヤング「龍虎の拳」チーム
(リョウ・ユリ・ロバート)

新ヒロインチーム
(舞・アテナ・ユリ)

ハチマキーズ
(大門・ユリ・ジョー)
※こんな笑顔の大門、見たことねぇ…。

サカザキ親子チーム
(ユリ・リョウ・タクマ)


※個人的に好きなエンディング

八神庵チーム
(マチュア・庵・バイス)

オロチ四天王(-1)
(クリス・シェルミー・社)

新日本チーム
(紅丸・真吾・大門)

お笑いトリオ
(ロバート・ケンスウ・チョイ)

※わかるかこんなの!っていう組み合わせ

「野球好き」チーム
(ラルフ・ラッキー・マリー)

お誕生日が一緒チーム
(キング・真吾・マチュア)

連打命チーム
(ビリー・ジョー・チャン)